KLab(3656)は次の一手を見極めたい所

2014年8月23日

KLab(3656)以下蟹さんについて今一度考えてみる。

 

蟹さんといえばスクフェスである。

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蟹さんの業績はスクフェスが握っているといって過言ではない。

といっても、ガンホー(3765)もミクシィ(2121)も1タイトルが大半だと思うので蟹さんが特別ではないが・・・。

 

ラブライブ!というコンテンツの危険性

そもそも、スクフェスとはラブライブ!音ゲーのこと。

ラブライブ!は2014年で艦これと並んで熱いコンテンツの1つといってよい。

カドカワ(9477)とバンナムHD(7832)が絡んでいる。

艦これがカドカワ(9477)なので今のオタク界のコンテンツは角川が実質掌握しているといってもいいだろう。

つまり、ガンホーミクシィと違ってラブライブ!は蟹さんのオリジナルコンテンツではない。

蟹さんがラブライブ!自体をどうこうできるわけではない。

 

ラブライブ!のコンテンツとしての盛り上がりはピークを超えた・・・?

ラブライブ!の始まりが2012年初頭である、そこから地味にコアファンを増やしていった。

2013年1月からアニメがスタートし、幅広くファンを集める。

そして2014年4月からアニメ2期がスタートし、6月に終了。

アニメ2期のブルーレイ1巻が10万枚以上売り上げるなど強さを見せつけた。

(ちなみに、深夜アニメの円盤は1万枚いけば大ヒットのレベル)

映画化も決定してる。

が、ラブライブ!のコンテンツとしての頂点はアニメ2期ではないかと感じている。

それほどアニメ化の影響はでかい。

 

ラブライブ!の拡張性のなさが心配

たとえば、同じアイドル系コンテンツでバンナム(旧ナムコ)のアイドルマスター(以下、アイマス)がある。

これは2005年にアーケード版が稼働しているので9年近くの歳月が経っているにも未だにライブが行われているなど根強い人気のコンテンツである。

が、アイマスは幾度となく新キャラクターを導入し拡張し続けた。

極めつけはアイドルマスターシンデレラガールズである。

萌え系ソシャゲの走りだといってもいい今作品だが、2011年にリリースされた直後にすでに100人近いキャラクターがいた。*1

もはやヤケクソとも取れる拡張の仕方だが、やはりこれだけキャラがいると人気がでてくるキャラもいてCDも出していたりもする。

公式HPにいってもらえばわかるが、2015年1月からアニメ化も決定してる。

何故、ここまで蟹さんに関係ないアイマスの話をしたかというと、このようにアイマスは拡張し続けた結果、流行り廃りが早いオタク業界で未だに人気がある。

 

一方、ラブライブ!はというと拡張性がない。

9人でミューズ(ユニット名)というアニメでのセリフにもあるように9人ということを非常に大事にしているからである。

今後、新キャラクターが入る可能性が低い。

映画の内容がまだ分からないが、その後に何かしらの新展開がないとラブライブ!はゆっくりとコンテンツの寿命を迎えることになるであろう。

 

で、結局の所は?

蟹さんというよりラブライブ!のコンテンツについてみたいになっていたが、要はそれだけラブライブ!だよりということである。

ラブライブの次の流行りコンテンツをつかめるかが鍵である。

 

目標株価とか

ラブライブ!2期の始まる前の時期がポジション取りのタイミングだった。

今から入るのにはちょっと勇気がいる。

新規IPが決まってからでも遅くはないようなきはする。