グラブルのガチャ仕様変更で何が変わるのか、アンチラ問題のその後
株式会社Cygames提供のグランブルーファンタジーで、2015年年末から2016年年始にかけて行われたガチャについて。
1月7日にアンチラ問題について検証も交えて記事を書きました。
その後動きがありませんでしたが、2月25日に動きがありました。
ちなみに2月16日にガチャについてのお知らせがありました。
そういえば、検証記事を書いた時にガチャを回した証拠がなかったので返石された画像をつけておきます。
詳細な内容はリンク先を見てもらうとしてまとめると
・ガチャの提供割合をレア度ごとではなく、個別ごとに表記する。
・ガチャ履歴は廃止
・ガチャイベント中に300回を超えた場合に好きなものを選んで獲得できるように。
(実質的な天井、1回300円なので9万円)
・被り武器にたいする救済としておまけアイテムを付与。
と、今までにない仕様変更を出してきました。
ソーシャルゲームにおいてここまでのガチャの仕様変更は例が少ないと思います。
発表までに2ヶ月近くかかったのも親会社サイバーエージェントとの協議もあったかもしれません。
この記事を書いているのは2月27日なので実際に仕様変更されてみないとわかりませんが、この仕様変更で何が変わるか推測してみたいと思います。
先に結論から言うと、現状とあまり変わらないようなきがします。
ただし、確実にユーザー有利な変更にはなっています。
(確率が今までと同じなら)
例としてレア度SSRの新キャラが追加されたときにガチャを回して取得しようとします。
ただし、前提として確率は今まで同じだとします。
新キャラアップガチャがSSR排出率が3%でSSR内確率が20%だとします。
とすると、9割の確率で手に入るには約380回で約11万円ほどです。
実際の過去のガチャ経験からいうと11万円まで回すことは稀で、天井9万と値段だけあちこちで言われていますが、大抵5万ぐらいででます。
とはいえ、今後新キャラが追加された際に天井近くまで確率を下げてくる可能性はありますので何とも言えない点でもありますが。
ちなみに、アンチラばかり話題にされますが2015年12月19日から23日まで限定で出現していたクリスマスクラリスの確率が低かったのではないか疑惑もあります。
そういった点で、出現率アップの表記がどこまで上がっているか実際に数字で表記されるようになるということでユーザー有利になります。
また今までは新キャラを取得するためだけに何万もつぎ込む必要がありましたが、被り救済アイテムの付与によってある程度ガチャを回せば戦力が強化されるようになります。
まとめると
・(確率が今までと変わらなければ)新キャラ追加にかかる値段は変わらない。
・天井設置と個別確率表記によって、値段の目安がつけれるようになる。
・仮に目当てのアイテムがでなくてもすべてが無駄になるのではなく戦力強化になる。
よってほぼ全面的にユーザー有利な変更になると思います。
(当たり前といえば当たり前ですが)
最後にガチャばかり話題にされますが、グランブルーファンタジーは無課金・・・ではちょっときついですが、ガチャを何百回も回さなくても楽しめるゲームです。