泥セルラン1位モンスト2位FGOについて

2016年中に何か更新しようと思いつつ、12月末からFate/Grand Orderを初めてしまいすっかり年明けになってしまいました。

 

2016年のソーシャルゲーム業界は結局モンスターストライクを脅かすゲームは出ませんでした。

セールスランキングもだいぶ固定的になった印象がありますが、2017年どうなるか楽しみです。

 

さて、2017年に入った所でGoogle Playのセールスランキングを見てみます。

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※2017年1月3日のGoogle Playゲームセールスランキング

1位のモンスターストライク(以下モンスト)と2位のFate/Grand Order(以下FGO)となっています。

この2つのゲームはまるで対照的に違うアプローチで売上を伸ばしています。

 

比較していきます。

 

・ユーザー人口

モンストが圧倒的ユーザー数です、FGOはモンストの三分の一かそれ以下だと推測されます。

 

・ゲーム性

モンストはひっぱりハンティングRPGということでRPG要素はもはや皆無ですが、簡単な操作でマルチプレイ前提な面があります。

FGOはよくある日本的RPGになっています、マルチやランキングはありません。

FGOは原作がありそれにそった用語が使用されているので原作を知らないととっつきにくい印象を受けます。

 

・ガチャ

両ゲームともゲーム中に使用するキャラクターの排出されるガチャになります。

モンストは確率が明記されていないので不明ですが最高レアは通常時3%前後、確率アップ時には10%前後のようです。

FGOはキャラクターと装備の混合ガチャになっています。

キャラクター最高レア1%、装備最高レア4%とかなり低いです。

 

・ガチャキャラクターの扱いについて

キャラクターを重ねる要素があります。

モンストは19体重ねると最高性能になります、ただし直接戦闘を左右するステータスは変化しません(厳密にはちょっと違う)

なのでそこまでするのは一部の人達です。

FGOは4体重ねると最高性能になります、こちらは戦闘に直結する数値が上昇します。ただし、前述の通り1%ででるものを5体取得するには相当なお金が必要になるのでそこまでするのはやはり一部の人達です。

 

重要なのは最高レア1体引ければ使えるが、廃課金向けに重ねる要素があると強いということです。

 

セルランを伸ばすには極端に言えば、ユーザー数を増やすか廃課金層を増やすかになります。

モンストはユーザー数が多く、さらに廃課金層も厚く見えます。

FGOはユーザー数は他ゲーより少ないですが、廃課金層がかなり厚く見えます。

 

色々と性質が異なる2つのゲームですが、ガチャにおいてはよく考えられているなというのが結論です。

2016年にリリースされたゲームを色々やってきましたが、やたら確率が低いガチャや種類だけやたら豊富なガチャなど考えられてないものが多々見受けられました。

ガチャは収益を生み出す大事な要素であるにも関わらずです。

2017年は去年より過酷な市場になるのはまず間違いないでしょう、セルラン上位に食い込めるゲームがリリースされることを願っています。