配信直後からgdgd展開のFate/Grand Order、しかし泥のセルランは4位と絶好調

2015年7月30日に期待されていたFate/Grand OrderがAndroidで配信された。

が、いきなり端末のキャッシュにユーザーデータがありキャッシュを消すとデータが消えるなどの不具合があり配信直後からメンテ地獄だったがセルランは順調である。

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2015年8月6日のAndroidゲームセールスランキング

 

いきなりコロプラ(3668)の稼ぎ頭である白猫プロジェクトを抜くなど凄まじい勢いである。

 

ちなみにパブリッシャーは株式会社Aniplexである。(ソニー(6758)の孫会社)

開発はディライトワークス株式会社。

2014年設立と最近だがAniplexがついているということで資金面は問題なさそうではある。

 

2015年に入ってからセルラン上位に動きがなかったが、ここにきてようやく動きがでてきた。

あと、2015年配信予定で上位に入りそうなタイトルは

アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ

モンスターハンターエクスプロア

あたりだろうか。

スクエニHD(9684)のアルカディアの蒼き巫女が2015年9月30日でサービス終了、やはりオリジナルタイトルは厳しいか

スクエニHD(9684)は2015年7月31日にAndroidiOSで配信中の「アルカディアの蒼き巫女」のサービスを終了すると発表した。

サービス終了は2015年9月30日。

同タイトルは2015年2月17日リリース(Android版)されたので稼働期間は約7ヶ月間と短命に終わった。

売上の推移は以下になる。

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出所:AppAnnie

 

2月25日に130位まで上がり、その後右肩下がりである。

5月中旬にセールスランキング外となり再浮上はないと判断されたのであろう。

 

このゲームはいわゆるラインパズル系である。

スクエニが今更ラインパズルだしてもなぁといった感じではあったが、予想は的中した。

あとは独特な画風の絵も今の時代に合ってなかったと思う。

アプリ自体も動作が重くて褒められたものではなかった。

 

むしろ、褒めるとこが歌がいいとかいう所しかないのである。

 

アルカディアの蒼き巫女 オリジナル・サウンドトラック

アルカディアの蒼き巫女 オリジナル・サウンドトラック

 

 テーマソングにKOKIAを起用するなど音楽は気合が入っている。

 

スクエニソーシャルゲームに力を入れ始めていくつかのタイトルを出してきたが、売れているオリジナルタイトルは「ミリオンアーサー」や「スクールガールストライカーズ」と少ない。(少ないというのは個人の感想である)

 

同時期に配信された「無限ナイツ」も売上はお察しで、最近大型アップデートで改修したものの・・・といったところである。

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出所:AppAnnie

 

ランニングコストがかかる以上、売上が出ないタイトルをいつまでもサービスし続けるのは難しい。

しかし、ソシャゲの性質上、サービス終了すると遊べなくなるのは残念でもある。

サイバーエージェント(4751)好調、デレマスの音ゲ効果で更に期待できる

サイバーエージェント(4751)の平成27年第3四半期の決算が発表された。

ゲーム事業が好調で特に名指しで「グランブルーファンタジー」が好調だと言う。

セールスランキング(以下、セルラン)でも上位なのを確認でき、同社で一番の売上になったとしている。

 

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出所AppAnnie

 

更に7~9月に期待できるゲームを配信するとしている。

恐らく「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」である。

子会社のサイゲームスのHPでも確認できる。

 

現在アニメが放送中であるので放送中に配信されればかなりの相乗効果が見込めそう。

セルラン10位以内に入るポテンシャルはあるので大いに期待できる。

 

ガッチャマンクラウズインサイトは一ノ瀬はじめの成長物語だと勝手に思っている

ガッチャマンクラウズインサイト、2015年夏アニメでちょっと注目中。

 

ガッチャマンクラウズの続きものなので、見てなかったら1期からどうぞ。

以下、1期のネタバレを含む。

 

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シリコンスタジオ(3907)下方修正、ワンダーブロックは何故課金されないのか

シリコンスタジオ(3907)が下方修正を発表。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS02681/14b70d09/05d8/447a/aae9/03ad6453860f/140120150702440736.pdf

修正の理由が詳しく書かれているが、特に2015年2月にリリースされた「ワンダーブロック」は名指しで売上高が目標に届かないとしている。

 

何故、ワンダーブロック(以下、ワンブロ)は課金されないのか。

 

「パーティを組むという概念が薄い」という結論に至る。

 

以下、理由

 

ワンブロのアプリ自体の出来はとても良い。

動作も悪くないし、UIもしっかりしている。

世界観は面白いし、絵は綺麗で可愛いし、音楽もよい。

WONDER BLOCKS Original Sound Track

WONDER BLOCKS Original Sound Track

  • ワンダーブロック
  • サウンドトラック
  • ¥1500

 (音楽はiTunesで販売中である。)

 

じゃあどこが悪いのか、ゲームとガチャの相性が悪いのである。

 

そもそも、ワンブロとはどういうゲームか

 

ワンブロはパズルゲームである。

が、そこらへんのパズルゲームより難易度が高い。

では、何故難易度が高いと課金されないのか。

 

パズルが難しいと感じる層はガチャをしてもどうせクリアできないと感じてしまう。(手持ちが増えても意味がない)

逆にパズルが簡単だと感じる層はガチャをしてキャラを増やす必要がない。(手持ちだけでクリアできてしまう)

 

ワンブロはどの層にも課金されないゲームなのである。

あえて言えば、キャラ絵目的でガチャをするくらいだろうか。

(絵がいいから課金しようかなと思ったが、結局してない。ソシャゲの絵だけには課金できない)

 

しかし、セールス上位のパズドラもパズル自体はそこそこ難しい部類である。

にも関わらず何故課金されているのだろうか。

パズドラでクリアできない場合は自キャラと敵キャラのパワー差を感じる。

つまり、キャラをゲットするか育成するかしないと倒せないとわかる。

 

そこで、初心者はガチャをする理由ができる。

 

また、パズドラは各キャラに強力なスキルが付与されているので、上級者はスキルの組み合わせを考えて最適なパーティを組もうとする。

 

ここで、上級者はガチャをする理由ができる。

 

モンストも大体似たような感じである。

(あのギミックに対応したモンスターがほしい)

 

 

一方のワンブロはパーティという概念が薄く、このブロックとブロックの組み合わせといったものはあるが、盤面があまりに変わりすぎるため意味をなさない場合も多い。

また、スキルの概念もあるが、効果が全体的に弱くスキル組み合わせというパーティの組み方ができない。

属性の概念もあるが、7種類もあるので1色パーティを作るのが難しい。

また、有利・不利属性のメリット・デメリットが薄く必須ではない。

 

ワンブロをやったことない人にこの感じを説明するのは若干難しいきもするが、1-1やるだけでも感じ取れると思う。

 

まとめ

何故、ワンブロは課金されないのか。

 

課金させる理由付けが下手だった。

 

ということである。

 

会社側の発表で

「想定以上に無課金で楽しめるコンテンツとなり・・・」

とあるが、射幸心を上手く煽れなかったということである。

 

今後は

 

どうやら堅調なタイトルに注力するそうなので、ワンブロは徐々に切り捨てられていく運命にありそうだ。

ワンブロ自体の世界観やゲームシステムはなかなかに良い物だったのに残念である。